3月17日小平のWAONにて味噌仕込みイベントを実施しました!
掲載した動画は、料理研究家飯田和子さん、幼稚園向け商品を扱っている株式会社チャイルド社と共同で、未就学児とその保護者さん向けに味噌仕込み教室を標準化しようと集まったときのデモンストレーションです。
味噌仕込みの前に紙芝居やクイズ方式で大豆や味噌について予備知識を持ってもらうことは、味噌仕込みが保護者を含めて子供たちに対して非常に有効な食育になることを、正面から示すものであると思っています。
国内で生産されている市販の味噌の量の90%以上は輸入大豆が使用されています。
これはもともとTPP導入以前から関税が無かった輸入大豆の圧倒的な低価格と、グローバル化経済政策が「食」の分野にも及んだ結果、価格競争に明け暮れるようになってしまった味噌メーカ同士の競争の激化によって、原料大豆が国産から輸入大豆にシフトしていったからに他なりません。私たちがいくら味噌を買って和食文化の素晴らしさを取り入れようとしても、スーパーで販売している味噌の90%は国内の大豆生産者を応援することにはならないのです!
「食」の全てとは言いませんが、日本人の命と健康を守るうえで欠かせない食材まで、安易に価格と競争原理だけを求めてグローバル化していって良いものでしょうか?
味噌仕込みの実践の定着化は、その後の家庭での味噌汁作りや味噌料理作りに貢献し、そういう食の在り方で育った子供たちへの食育に貢献するばかりでなく、国内大豆生産農家を応援し、強いては食の国家安全保障にまで貢献することになるのです!
これからの味噌はお店で買うものではなく、学校や地域を上げて自分たちで仕込む時代が来ていると思います。
農家と関わっても、学校や家のベランダでも良いので、大豆を植えてから味噌仕込みを経てみそ汁つくりまで、この一貫した流れを首都圏など都会から始めていき、地域との交流を深めていくきっかけ作りできれば、最終的には非常に大きな発展性が見込める市場になっていくものと考えています。今の日本にとって最も大切な経済政策は、攻める農業ではなく、このように私たち一人一人が横に繋がっていき、消費者から農家まで、お互いを思いやり、協働で大切な子供たちの真の安心安全な食のスタイルを構築するという、「内需拡大」政策なのです!
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