昨日のニュースでアメリカのオバマ大統領と日本の安倍総理とのホットラインで、5月に予定されている安倍総理のロシア訪問の自粛要請を、安倍総理がきっぱりその場で拒否したことが伝えられました!
これは敗戦国となった日本が戦後71年目に至るまでで、初めてのケースです!
この背景には世界の警察官を辞める宣言をしてから8年間を経過し、それまで圧倒的な軍事力で世界の秩序を維持してきたアメリカの影響力が、「ついにここまで落ちてきたか」ということを表すとともに、否が応でも日本が日本としての考え方で世界のトップ決定場面に出ざるを得ない状況になっていることを如実に表していると言えるのではないでしょうか?
安倍総理のロシア訪問に前後して伊勢志摩サミットがあります。
このサミットには今や国家的経済破綻寸前にまで追い込まれつつあるロシアと中国は出席しません。
日本が議長国である伊勢志摩サミットの最大のテーマは、上記2国と同様に経済破綻が取りざたされているサウジアラビアも含めて、「世界の経済をどうするのか?」であり、安倍総理が舵取りの重責を担うことになると予測されます。
世界の通貨流通の75%を占めるドル、ユーロ、円の3つの通貨の中で、円んだけが安定通貨である傾向が増しつつあり、日本の発言権の増大やその責任の重さは非常に大きくなっています。
安倍総理がロシア訪問自粛要請を蹴ったのは、まさにサミットの内容や世界が行くべきベクトルの非常な重要な部分を、日本がイニシアチブを取って舵を取り、決定し、それをロシアに伝えることができる唯一の国であることの証しであると思います。
私たち一人一人が世界の中の日本という国の在り方を見つめ直し、日本人であることの本来的な意味と誇りをあらためて見つめ直し、自分の周辺にいる大切な人をはじめ、故郷や祖国、最終的には地球レベルに至るまで、貢献し、することができる精神性を持ち合わせていることを見直し、その実践を目指す時がきているのではないでしょうか?
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